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「この名無しがすごい杯」事務局スレ

1:名無しさん :

2016/05/22 (Sun) 21:54:45

一人で地味に考えた企画 - ペンと拳で闘う男の世迷言
http://artofdestruction.blog.fc2.com/blog-entry-799.html

----- ここから引用 -----

ルールは簡単。
主催者のブログコメント欄のように、
公にならない場所にて参加者を募り、
名無しアンソロジー小説を上梓。

作者名は「名無し1」「名無し2」みたいに無個性なものにして、
無料配布とともに人気投票を開始。
集計が終わったところで順位と名無しの正体を発表。
純粋に筆力の高い作者は誰だ? みたいな形で盛り上げる。

コンテスト中で
自分の参加をほのめかした名無しは即失格。

ガチアマチュアリズムで筆力の高さだけ競いつつ、
読者はどれを誰が書いたのかを当てるゲーム。

----- 引用ここまで -----
60:ヘリマル◆.QP9aK6NRg :

2016/05/27 (Fri) 19:43:37

ゼロ年代前半の『このミス』を読み返してたら、宝島社の編集者に読んでもらうために
『崖マロ』や『約束の収穫』を書いてた若き日を思い出して切なくなったよ。

いままさに>>8のいうような方法で、ゆきなさんが本をつくってるんだ。
全編インタビューと対談。
ゆきなさんは限定公開にしたFacebookの投稿(のコメント欄)とTwitterDMでやってる。
「無料のパス付チャットルーム」ってのは、なるほどな。
SNSのアカウントを持ってなくても参加できる。
>>8にとってやりやすい方法を選ぼう。

『このミス』2003年版では「2002年のミステリー界をソーカツする!」ってお題だった。
落語の長屋住人って体(てい)で匿名座談会をやってる。翌年も同企画。
2005年からは趣向が変わって「行列のできるミステリー相談所」、
内容的には似たようなもんでその年の流行を論じている。
ページ数を削ってもうひとつ「新人賞ソーカツ対談」ってのを載せている。
ソーカツが好きなんだな……粛正されそう。

これをセルフパブリッシングでやるとしたらどうなるだろう?
90年代後半からゼロ年代前半にかけてはミステリが関心を集めていた。
当時の雰囲気は中川いさみが鴻上尚史との対談マンガに描いている。
http://www.moae.jp/comic/mangakarestart/17/1
関心を集めていたからこそ「その年のミステリの傾向」を論じることができた。

セルフパブリッシングは、ある意味では関心を集めているけれど、そこまで有名じゃない。
『このセルパブがすごい!』はごく一般的な読者を想定している。
「2015年はこの作品が話題だった」みたいなことを言える段階では、まだない。

「本は好きだけどセルフパブリッシングの小説は読んだことない」
「セルフパブリッシングに対して否定的な先入観を抱いている」
……そういう読者が楽しめる座談会って、どんなもんだろう。

ちなみに2005年版にはセカチューをネタにした記事が載っていた。
「ためになる大人のミステリを」とかいわれて悩んでいたら、
急に編集者のいうことが「泣ける恋愛小説を」に変わって混乱したのを思い出した。
そういう商売なんだって若すぎて知らなかったんだ。苦い思い出だよ。
セルフパブリッシングの時代が来てよかった。
その編集者にはとても世話になったんだけど、従来の出版そのものが合わなかったんだ。

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